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香港で韓流

香港で韓流

香港で出産

元気編
生まれたて

私の場合、家が近かったため、私立のAdventist Hospital Tsuen Wanに7週の時から通いだした。予約をとっていけば、長くても30分ほどしか待たずに診察してもらえた。ドクターも指名できる。しかしここのドクターの層はそんなに厚くない。産婦人科専門の先生は確か2~3人ですべて男性。何となく女医さんに診てもらいたかった私は、専門ではないがベテランで子供を取り上げて20年になるというGeneralのインド人の女医さんに診てもらった。会話はすべて英語又は通訳もする看護士から広東語で話してもらうことも可能。どちらかというと広東語のほうがボキャブラリーなど豊富な私は先生とたどたどしい英語で話してたまに聞き取れないときは看護士に広東語で再度聞いたりしていた。毎回の診察は、まず尿検査、血圧をはかり体重をチェック。その後ドクターの診察。異常がなければ心音を聞いて終わりという簡単なもの。日本のように毎回超音波で赤ちゃんの様子を見たり、内診(これが好きな人はいないでしょう)をすることはない。超音波のほうはもう少し見たかったけど、内診がないのは良かったな。最初はパッケージとかなくて1回の診察料が200~300ドル。でも超音波を希望すると1回800ドルもした。だからなるべく見ないようにした。(笑)5,6ヶ月ごろからパッケージがあり、それはここで出産するという約束?のもとに1200ドルのディポジット(出産後に返金してくれるお金)を入れて確か5000ドル払ったと思う。この料金には出産までの検査のお金と1回の超音波の料金が入っている。でも何か異常があって見てもらう場合、その時の薬代などは入らないからプラスアルファで考えたほうが良い。行く度に何となくこの病院でいいのかなあって考えていた私は(いろいろな事から)、政府の病院にも7ヶ月目から通いだした。場所は地下鉄ライキン駅から近くのプリンセスマーガレット病院。政府の病院の中でも設備が整った大病院。産婦人科の噂もなかなか良い。毎回の診察はやはり尿検査、血圧、体重チェック。ただしこの三つはアドベンのそれとは違い全てセルフサービス。そして待合室の大きいこと。その大きい待合室が沢山の妊婦及び付き添い人で埋まっている。予想通り1回の診察まで大体1時間半くらいかかってしまう。しょうがないよね、無料だもん。検査の先生は勿論指定できないけど病院側も配慮しているのか大体同じ先生だった。結局私はプリンセスマーガレットを選び出産した。決め手はやっぱり値段。毎回の検査は無料、そして出産費用の安さ。私は予定日を過ぎてもなかなか生まれなかったため、予定日10日後に入院して誘発剤を入れられた。そのため合計3泊したが1泊68ドルX3で
合計204ドルという信じられない安さ。ちなみに私は最初の陣痛からなんと29時間で出産したので、途中痛みに耐えられず無痛分娩にしてもらった。無痛といっても痛みはあるのだけど、多分普通よりも大分少なかったと思う。その無痛分娩の費用は?と思っていたんだけど全部込みで204ドル。当然部屋は大部屋。でも旧正月の時だったからか満室ではなく5人くらいで、比較的すいていて快適に過ごせた。出産の1ヶ月前から母が日本から応援に来ていてくれた。異国での出産、やはり不安だったので、そういった意味でも母の存在は大きかった。毎日美味しい夕食を作ってもらい、産後は掃除洗濯、元気君のお世話まで大変お世話になった。言葉の不自由な外国でスーパーに毎日通って買い物をしてくれた。本当にありがとう。
そして出産の時には結局夫に立ち会ってもらった。産気づいてから立会いの希望を出して本来ならば講習を受けていなければいけないらしいが、そこはアバウトな香港、OKだった。朝10時ごろからその日の夜中までずっと立ち会ってくれた夫、ありがとう。元気君が生まれたのは夜中の3時8分。お疲れ様でした。




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